初めまして、本日からコラムを担当させて頂くことになりました森口と申します!
コラムでは、日常生活の疑問や季節ごとに有益な情報を発信していきます。
どうぞよろしくお願いします。
今回の内容で何かご不明な点がありましたら 079-426-8003までご連絡ください。
※対応中でお電話に出れない場合があります。
その際は必ず折り返しお電話させて頂きますので予めご了承くださいませ。
本日のテーマは 冬場の健康管理 についてです。
風邪やインフルエンザに加えて最近は新型コロナウイルスなど様々な病気への対策が必要となった昨今ですが、
皆様はどのように健康管理をされていますか?
本コラムではできそうでできていないであろう部分に一般の方へ向けて(医療従事者ではない方へ)お話しさせて頂こうと思います。
本日の目次
1.食事について
2.運動について
3.睡眠について
4.手洗いについて
1.食事について
免疫力の向上には適切な食事が不可欠です。今回はその中でも亜鉛に着目していきたいと思います。
特に亜鉛は免疫をサポートし、風邪の予防に効果的です。
亜鉛を摂取するためには、肉類、魚介類、大豆製品、ナッツ、種子などが良い摂取源となります。
これらの食品をバランスよく取り入れることで、亜鉛の不足を防ぎ、免疫力を向上させることができます。
図1. 亜鉛を含む食品群
上記の画像を参考に、亜鉛を適切に摂取しましょう。購入の際に含まれる亜鉛量を確認することができます。
しかし、亜鉛を摂取してくださいと言われてもどの程度摂取していいかわからないと思います。
実はこういった亜鉛などの成分は目安量というのが算出されていますので、そちらを掲載させて頂きたいと思います。
亜鉛摂取目安量について
1. 成人(18歳以上)の場合:
男性:8.5mg/日
女性:6.5mg/日
2. 10~17歳の青少年:
男女ともに8.0mg/日
3. 1~9歳の小児:
男女ともに5,5mg/日
となっております。積極的に食事に取り入れることで免疫力を補い、健康を維持しましょう!
2.運動について
毎日の軽い運動やストレッチは血行を促進し、免疫細胞の活動を活発化させます。
図2. 年齢別の運動について
今現在の、ご自身の状況合わせて、できるところから運動を行いましょう。
3.睡眠について
十分な睡眠をとることも重要です。睡眠中は体が修復されるため、質の良い睡眠を確保することで免疫向上が期待できます。
図3. 睡眠時間及び睡眠休養間に係る疾病の罹患・死亡率の関連
上の図は、睡眠時間と死亡リスクを比較した図になっています。
6.9時間以上睡眠をとっていない人はとっている人よりも死亡率や疾病の罹患率が高いことがわかります。
このことから7時間前後の睡眠時間が取れていると、死亡に至る危険性が低いと言えるでしょう。
睡眠をとることで得られる睡眠休養感(休んだという感覚)も重要でこれについても疾病の発生や死亡率に有意な差が見られます。
4.手洗いについて
数年前から皆様はよく耳にすることが多くなっていると思いますが
外出先から帰宅時された時の手洗いも予防には非常に重要です。
手順を再確認しましょう!
図4. 手洗いの手順
如何でしょうか?
ぼんやりと聞いたことがあるようなことでも図を見ながら確認すると見落としていたことも多いかと思います。
本コラムで知識を補填して、今後の生活の一助となればと思います。
これにて第一回のコラムは終了となります。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
参考文献
「日本人の食事摂取基準 (2020年版)」
厚生労働省監修 手洗い
厚生労働省監修 良い睡眠(案)